メディアレポート

「テレビだけ・デジタルだけの完結はない」デジタル時代のCM効果を考える セミナーレポート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
デジタル時代のCM効果を考えるマスマーケティングセミナー

2017年5月23日(火)、スイッチ・メディア・ラボは宣伝会議と共同で『デジタル時代のCM効果を考えるマスマーケティングセミナー ~デジタル時代に再度問う、テレビCMの広告価値とデータによる効果可視化の必要性~』を開催いたしました。

生活者のメディア接触環境が著しく変化しつづける昨今、デジタルの世界ではデータの有効活用がさらなる広がりを見せていますが、テレビに関しては、まだまだ自ら積極的にデータを有効活用されている企業は限られるのではないでしょうか。

そんな中、本セミナーは、先進的にデータ活用をされている企業のCM担当者をお招きして、テレビ視聴データの活用事例や効果検証などの具体的事例をご紹介いただきつつ、企業のメディア戦略における今後のテレビの役割や効果的なCMの活用方法などについて考えるひとつの機会としていただければとの思いから開催されました。

当日は定員を大幅に上回る100名以上の方々にご参加いただき、会場は超満員の盛況となりました。

男性30代であっても、テレビCMの効果は大きかった

男性30代であっても、テレビCMの効果は大きかった
第1部ではライオン株式会社宣伝部長の小和田みどり氏をお迎えし、『ライオンの宣伝戦略とデータ分析』と題してご講演いただきました。

小和田氏は、地上波やBS放送、またデジタルも絡めたクロスメディア戦略の立案事例や、テレビCMの影響度についてさまざまなデータを用いて効果検証をされた結果など、具体的な事例を数多く示してくださいました。

男性30代などへのアプローチを考えた場合に、「つい先入観から彼らにはテレビよりもデジタルが有効なのではと考えてしまうが、実際に効果検証をしてみると、テレビCMの効果は大きかった。思い込みで戦略を立ててしまうと大きな誤りのもととなる」といった経験談も語ってくださいました。

また、ターゲットに到達するための手段ならばいくらでもあるという今の時代においては、「“だれになにを伝えるのか”を明確にした上で、どのように伝えていくのかを考えることが大切である」といったお話や、「PDCAを回していく上で宣伝効果を可視化することはとても重要である」といったお話は大変印象に残りました。

会場でも、具体的な事例を含めた貴重なお話に、熱心にメモを取る方々が数多くいらっしゃいました。

ターゲットの視聴行動をスピーディに分析が可能

ターゲットの視聴行動をスピーディに分析が可能
第2部では、弊社代表の福羽泰紀が登壇し、『CM効果を可視化する、テレビ視聴データ分析』と題して講演しました。
スイッチ・メディア・ラボでは現在関東地方(一都六県)で2000世帯5000人規模のテレビ視聴データをご提供していますが、サンプル規模が大きいことで、従来のF1、M1といった性年齢区分だけではなく、特定の飲料ジャンルユーザーのような細やかなターゲット設定が可能となっています。

またデータの提供スピードも速いため、企業やブランドがターゲットとしている層をより詳細に設定した上で、彼らのテレビ視聴行動をスピーディに分析、メディア戦略に活かすことが可能となっています。

このような活用事例についていくつかご紹介させていただくと共に、自社のテレビCMだけでなく競合のテレビCMも含めて出稿状況やリーチなどを可視化するツールとしてご提供している「DASHBOARD」機能も実際にご覧いただきました。

サービス紹介ページはこちら

テレビCMの効果測定ができる “あたらしいテレビ視聴分析サービス”「SMART」とは

ブランドのステージによってテレビCMの役割も変わる

ブランドのステージによってテレビCMの役割も変わる
第3部では、月刊『宣伝会議』の谷口優編集長の司会進行のもと、『あらためて考えるテレビCM効果とその評価・分析のあり方』と題したパネルディスカッションが行われました。

パネリストには、前述のライオン株式会社宣伝部長の小和田みどり氏、森永乳業株式会社のマーケティングコミュニケーション部・部長の寺田文明氏、株式会社メルカリのプロモーショングループ・シニアマーケティングスペシャリストの鋤柄直哉氏をお迎えし、弊社代表の福羽も加わりディスカッションが繰り広げられました。

メルカリの鋤柄氏からテレビへのCM出稿について、「企業のステージに応じて戦略を考えている」とのお話があると、森永乳業の寺田氏からも同様に「企業・ブランドのステージ別にコミュニケーション戦略を立てている」、「ブランドのステージによって目標が異なり、テレビCMの役割も変わる」との考えが示されました。

また、ライオンの小和田氏は、今の時代にテレビCM出稿が必要な理由について、「全国津々浦々、老若男女のみなさまに買っていただきたいので、テレビCMはなるべく打ちたいという思いがある」、「テレビCMだけで完結、デジタルだけで完結ということはない、どちらでも使える共通の指標が重要」とお話されていました。

参加者はテレビCM出稿に携わる宣伝担当者が大多数

今回は、テレビCM出稿に携わる広告宣伝担当者の方々に多数ご参加いただき、セミナーテーマに非常に興味をもっていただくことができました。最後に、セミナー後のアンケートでいただいた感想を一部ご紹介します。

(テレビCMの)効率的な出稿をどうしたらデータに基づき行えるのか、は日々考えているので、参考になりました。

社としてテレビCM出稿の歴史が浅く、また自分自身まだ担当したことのない領域のため、すべてが役に立ちました。(TRP、SOVなど、細かな用語なども含めて)

データ活用に関する認識がより深まりました。

パネルディスカッションは大変参考になりました。

スイッチ・メディア・ラボは、今後も、テレビCM効果測定におけるデータ活用の有用性をお伝えするセミナーや情報発信を企画してまいります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

無料EBook:講演資料ダイジェスト

講演資料をEBookでご用意

セミナー当日ご参加できなかった方へスイッチ・メディア・ラボの講演資料をダイジェストにしたEBooKをご用意しました。ご希望の方は、お気軽にお申し込みください。

また、セミナーのご紹介内容、個別にご説明も可能です。最新サービス説明・活用事例なども共有いたします。


無料EBookを申し込む